引っ越し業者も決まり、引っ越し日も決まると、いよいよ引っ越し当日に向けての準備がはじまります。
ここでは、ダンボールの箱詰めを自分で行う場合を考えていきたいと思います。

その前に補足説明させていただきますと、引っ越し業者さんによっては家族タイプの引っ越しの場合、コースが分かれています。例えば、①箱詰め、箱出しすべて自分でするプラン。 ②引っ越し前の箱詰めは業者、引っ越し後の箱から出すのは自分で。③箱詰めも、箱から出すのも業者。といった具合です。

お値段は、③が一番高く、①が一番リーズナブルなコースです。私は、基本①のコースでお願いしています。お値段もさることながら、①のメリットは、自分で詰めるので、物の整理や断捨離をしながら詰められる。また、何をどこに入れたか分かるので引っ越し後の片づけがスムーズです。デメリットとしては、全部自分でしますので、引っ越し前にある程度の時間がとられることです。ですので、引っ越し前に十分な時間がとれない方は②や③のコースが安心ということになります。

ただ、個人的な意見で恐縮ですが、②のコースはあまりお勧めできません。業者さんは、箱に何を入れたと表示はしてくれるのですが、箱出しの際、すぐに出したいものがなかなか見つからない。いう事態がどうしても起こってしまうからです。そこで、私は、引っ越し前の状況に応じて①か③のコースがいいのかな。と思っています。

本題に戻ります。引っ越し前の手続きですが、まずは、現在の住まいの手続きです。賃貸の方は、解約手続き(通常1カ月前までに連絡が必要です)、分譲の方は、転居後賃貸に出す場合はその手配となります。あとは、お子様の転校手続き、粗大ごみなどの処分は早めの準備が必要です。また、引っ越し当日が賃貸住宅の退去の場合、引っ越し終了後、不動産屋さんに立ち会ってもらわないといけないので、その予約も必要です。

その後2週間ほど前からでいいかと思いますが、〇郵便局に転送手続き。〇電気、電話、ガス、水道、NHKなど公共料金関係の移転手続き〇新聞、インターネットなどの解約もしくは移転手続き〇旧住所の役所で転出届をもらう〇ペットの手続きが必要です。また、引っ越しまでにパソコンのバックアップをとっておくこと。引っ越し前日、冷蔵庫の電源を抜く。流れとしてはこんな感じになります。

私は、引っ越しのバタバタで手落ちがないように、引っ越し用にB5サイズ程度のノートを用意し、手続き一覧を書き込み、その作業をした日時や、手続きを行う連絡先などを書き込んでいます。

次に、箱詰めについてです。いつからというのは荷物の量と、一日に引っ越し準備にかけられる時間との関係なので難しいですが、1カ月前くらいから徐々に詰め始めると慌てなくて良いと思います。このとき、私は、必ず箱の側面に番号(ダンボールには全て通し番号を振ります)と箱の中身を書いています。そして、引っ越しノートにもダンボールの通し番号を書いて、箱の中の細かい中身などを記載しています。これにより、ノートをみることで、何番の箱に何が入っているか一目瞭然なので、新居ですぐに出したいものを探し出せ、片付けもよりスムーズに進みます。引っ越しノートは、貴重品同様、引っ越しの際、個人の荷物として持ち歩きます。

荷物を詰める順番ですが、季節用品でオフシーズンのもの、引っ越しまでは使わない予定の趣味の物などは最初にしまってもよいかと思います。あとは、写真や本、使わないが記念にとっているものなどは詰めても差し支えありませんね。この際、時間があれば、不要物を選別できれば新居もすっきりしますし良いかと思います。

1つの箱にぎゅうぎゅうには詰めず7割程度、箱の大きさも考えて詰める。大きな箱には軽いもの、小さな箱は本や食器などの重いものを詰めます。

私も、引っ越しに慣れないうちは、箱にちょうど良い量を詰めようとするあまり、キッチンで使うものと寝室で使うものを同じ箱に入れたりして、新居での片付けを煩雑にしていました。使う用途によってグループ分けしたり、使う時間やシチュエーションでグループ分けしたり、分け方はそれぞれかと思いますが、詰める際、開けたときのことを考えて詰めると、引っ越し後の片付け作業が格段に楽になります。

長々すみません。次回(引っ越し当日と引っ越し後編)で終了予定です。

ダンボールに違和感なく入る在りし日の愛犬
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長文にお付き合いいただきありがとうございました。
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