夫婦とも40代の我が家。このところ加齢によるいろいろな変化を感じています。その一つが目の老化でして、以前、家の照明を電球色から昼白色にしたことを書きましたが(1/28です)、いよいよその程度の対処ではだめなのかなあ。ということで、夫、眼鏡屋さんへ出向きました。老眼鏡を作るためです。

夫よりは進行具合は緩やかなものの、近いうちに私もデビュー予定であろう老眼鏡。気になるので、夫に付き添い話を聞くことにしました。私たち夫婦は、どちらも近眼で裸眼での生活はできません。夫は眼鏡、私は眼鏡とコンタクト(家では眼鏡、外出はコンタクト)で矯正しています。そのような近眼の場合、老眼鏡はどのようにしたら良いのか、疑問点を解決すべくいろいろ伺いました。

まず、夫は老眼の進行具合を測定してもらいました。すると、少し老眼が進行し、確かに日常生活で不具合が出てくるでしょうねえ。とのこと。年齢的にも40代半ばの夫、平均的な老眼鏡デビュー年齢のようです。眼鏡屋さんのお話によると、どちらかといえば裸眼視力の良い人の方が、普段クリアに見えていた分、不具合を感じやすく老眼鏡デビューも早い傾向にあるようです。早い人で40歳前後とのことでした。

一方、近眼の人の場合、近眼の矯正をしつつ老眼への対処ということになり、眼鏡の調整やかける本人の慣れの問題もあり、老眼鏡デビューも少し遅めとのこと。それもそのはず、周囲の先輩方を見ていても、いわゆる遠近両用眼鏡、結構不便そうですよねえ。近眼の場合、①遠近両用眼鏡を作る。②コンタクト(近眼用)をして、そのうえから普通の老眼鏡をかける。と、40代くらいだと①、②の方に分かれるようですが、年とともにコンタクトがつらくなってきているので、できれば①が良いかも。と思いました。

また、ごくごく弱い近視の方の場合、普通の老眼鏡を作る方もいらっしゃるようです。遠近両用コンタクトも出ているようですが、私の周囲では、どっちつかずでよく見えないとあまり評判が良くないですし、年齢的にコンタクトでの矯正は、目の調子を考えるとやっぱりきついですよねえ。

夫の場合は、コンタクトをしませんので、遠近両用眼鏡を作ったのですが、レンズの上部と下部で近視用、老眼用と分れているため、慣れるまでちょっと時間がかかりそう。そのため、夫は車の運転などは慣れている今までの近視用眼鏡で対応。会社などで近くを見る際は遠近両用眼鏡で慣らす。という、面倒ですが普段から眼鏡を2つ持ち歩く生活となりました。

眼鏡を選ぶ際にも眼鏡屋さんからアドバイスがありました。初めて遠近両用眼鏡をかけるので、上部と下部で見え方の違うレンズになる都合上、慣れるまでは眼鏡のレンズの縦の長さがある程度あった方が良いとのことで、顔映りよりは、見やすそうなのを重視して選びました。(あとは、レンズのカーブがあまりないデザインが見やすいので良いと言われました。)

そして、遠近両用は個人差があり、なかにはなかなかなれない人もいるそうで、初めてでも慣れやすいようあまり強すぎない眼鏡にはしてもらいましたが、万が一の買い替えなども考えて今回はお安いフレームを選びました。レンズとセットで1万円とか2万円とかのコーナーです。しかし、遠近両用はセット価格のレンズ対象外なんですね・・・。

思ったより高くなりました。年を重ねるとは、不具合をお金で調整するのですねえ。若い時には考えもしなかったことです。今回、本当は眼科医に見てもらったら良かったのかな。と思ったのですが、かかりつけの眼科がなく、どこが良いかわからなかったので、直接眼鏡屋さんに行ってしまいました。まあ、コンタクトのように目に直接入れるものではないし。と判断してしまったのですが。

上が購入した遠近両用。下は普段の近視用眼鏡。
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