ミニマリストにはなれそうにない私ですが、引っ越しの多い生活なので、ミニマリストの方の片づけや持ち物には興味があります。時々、ブログも拝見していますが、そのなかで、「結局、片付けとはジグソーパズルのようにきっちりきれいに埋めるんじゃなくて、収納の中に余裕をもって収められる量の持ち物であれば、あれこれ考えることもなく簡単に収まる。」というような趣旨のことをおっしゃっていた方がいらして、私は、今回の引っ越しでそれをなんとなく実感しました。

確かに、整理整頓のお上手な方だと、いろんなアイデアや道具を使って、それはもうきれいにたくさんの物が限られたスペースに収納されていたりして驚きます。ただ、これは、私のようなずぼらな人間にはとても実践できそうにありませんでした。複雑すぎてその状態を作り上げることも困難でしょうし、何より、その後の維持管理が絶対無理。主婦力の差を感じ最初からやる気になれませんでした。

そんななか、目から鱗だったのが収納方法ではなく、収納に見合った持ち物量。という考え方。当たり前のようですが、私には全く考えもしなかったことでしたので、なるほどなあ。とやってみたい気持ちなりました。1,2年前から少しずつ物を減らしています。

今でも物が少ない。というよりは、物に囲まれていた状態から、不用品を処分したという程度ではありますが、引っ越しの際、箱詰めが楽になったとは前回の引っ越しでも感じましたが、今回は、段ボールの箱出しが格段に楽になりました。

一つには、今回の住居が比較的収納スペースに恵まれており、私の整理整頓能力でも荷物を収めることが比較的容易であったこと。もう一つは、楽観的見方かもしれませんが、荷物を減らしてきた成果が少し出てきたのかなと思いました。

引っ越しでは、段ボールの箱出しをしないと狭い我が家では全く部屋が片付かないのですが、その際、仮でも収納スペースに何となく収めてしまっています。毎回住居の間取りが違うので、最初は深く考えずどんどん収めて箱出しをとにかく終わらせます。

ダンボールからすべて出してその後、動線や使用頻度に合わせ調整するのですが、今までは、仮でも収納できず物が部屋に溢れ出していました。今回は溢れ出す荷物が以前より減ったせいで、その後の片づけがぐっと早くスムーズにできたように思います。

実際、収納スペースより、物が少なければ工夫する必要なく物は収まりますので、時間もかかりませんし、何よりその後の維持管理も圧倒的に楽なように思いました。まだまだ物に執着があり、先日も洋服購入では失敗していますので、道半ばではありますが、厳選して物を持てるようになり、引っ越しも楽に。その後の暮らしも維持管理の楽なよう、持ち物量を考えていきたいです。

それにしても、我が家、片付けはだいだい済ませたのですが、いまだにすっきりとした家ではない・・・。全部しまうのが嫌いでよく使うものは近くに置いておきたい方ではあるのですが、それにしてもなんだかなあ。やっぱりこれは、センスの問題なのでしょうかねえ。

引っ越し前、箱入れする前のダンボール。今回の引っ越しでは90箱程度使用しました。以前は100箱を越えていましたので、少しずつ荷物を減らした効果がでてきたかな?
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