ミニマムな暮らし、断捨離ブームの中、時々話題になる卒業アルバムや結婚式のアルバム、さらには写真類の行く末問題。ミニマムな暮らしへの憧れはあるもののミニマリストではない私の場合、収納十分、引っ越しの少ない暮らしであれば、今しばらくは保留のテーマだったと思います。40代ではありますし、さすがに終活には早いだろうと。処分や整理が大変な物であろうことは想像に難くないですしね。

引っ越しが多い生活で、一度も出番のないまま次の引っ越し先に毎回荷造りされる荷物を目の当たりすると、さすがに私でもこれって必要なのかな。と考えさせられます。けれど、写真やアルバムは処分するものという意識がなく、見ることは皆無ですが引っ越しの時だけ箱に出し入れする際見かけるものになっていました。ところが、終活とかミニマムな暮らしとか、断捨離ブームとかで、聖域かと思っていた写真、アルバムの類が処分対象にもなりうると知ったここ数年。私も、こんまりさん流に則ってお片付けをした際、写真もかなり(自分としては)減らしました。

しかし、結構な金額だった気がする結婚式のアルバム。そして夫の卒業アルバムは手付かずでした。それが、今回の引っ越しで、夫が「もう卒業アルバムはいらないかな。」の一言で、夫の中学校の卒業アルバムを処分いたしました。何しろ昔のアルバム。思いっきり住所、氏名、電話番号が載っています。以前シュレッダーを処分してしまったため、全部小さく手でちぎりましたが、紙が固くて大変でした。私の卒業アルバムはおそらくすべて実家に置きっぱなしなので、いままで考えたことがありませんでした。夫は、手元になぜか中、高のみあったので、今回夫ももういいかな。と思い立ったようです。処分を任された私は、さすがに中高とも処分するのは。と迷いがでまして、夫の卒業アルバム、中学校は処分したものの高校はまだ残してあります。

そんななか、先日の大学時代の恩師の退職パーティーでのこと。友人Aが、「私、大学の卒業アルバムなんて買ってないよ。あれこそ必要ないでしょ。」と驚愕発言。卒業アルバムを買わないという選択肢があったことすら知らなかった。友人Bと、「Aちゃん、大学時代すごくとんがってたけど、そこまですごいとは知らなかったよね~。」と話しました。友人Aちゃん、とっても合理主義で聡明な女性。当時はただとんがってると思ってたけど、賢い彼女、卒業アルバムの処分に悩むようなこんな日が来ることを見越していたのかもなあ。と思いました。確かにおっしゃる通り、小中高以上に大学の卒アルっていらないかもしれませんね。なぜなら、違う学部なんて知ってる人ほとんどいませんし。(そもそも、大規模な大学では卒業アルバム自体がないのかな?私は女子大で一応クラスも存在したので大学ながら卒業アルバムがありました。)

こんなこともあり、実家にある卒業アルバム、いずれは処分しなきゃなあ。なんて気持ちが少し出てきました。そして、現在手元にある結婚式のアルバム。卒業アルバム以上にかさ高なのです。子供がいない私たち夫婦。思い出は心の中でもいいのかな。なんて少し思い始めています。愛犬の写真は何度も見るのでまだとっておきたいですが、自分たちの写真はみることもない・・・。

さすがにまだ完全処分へは踏み切れないので、アルバムの写真をパソコンに取り込むとかできたらいいのかな。今の気持ちは「完全処分にはまだ踏み切れない。けれど、もう大きなアルバムはいらない。」こんな感じです。この手のもの、思い入れ度合いは普通の持ち物以上に個人差があるものなので、正解はないと思いますが、私の場合は、絶対当たり前にあると思っていたものから、処分もありうるものだと気づくことができて良かったです。

左上、婚約指輪の鑑定書?右は結婚式のアルバム、挙式したホテルで作ってくれたもの。写真では分かりづらいですが、かなり分厚くかさ高なのです。左下、結婚式親族の写真。すべて引っ越しの時のみお見かけするもの。
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