2016年9月、愛犬を14才で亡くしました。いつかは書きたいと思っていましたが、40代主婦カテゴリーにはそぐわないテーマであるため躊躇していました。しかし、少しずつ記憶が薄れていく中で、せっかくブログをやっているのでブログに書き残したい。という気持ちがあり、愛犬闘病記録を書きたいと思います。暗い話題で主婦のカテゴリーからも外れてしまうので、闘病記録は日曜日に書かせていただければと思っています。すみませんが闘病記録が書き終わるまでは、こちらのブログ、日曜日は犬の闘病記録となりますことご理解いただけましたら幸いです。
愛犬が調子を崩し、獣医さんでお世話になると同時に、この先どうなるのか。いつまで生きられるのか。どんな治療法があるのか。最期はどんな形で迎えるのか。お金はいくらかかるのか。経験者の方のお声が聞きたく、たくさんのブログを検索しました。獣医さんとはまた違った形で、飼い主さんが愛犬の死と向き合う姿はとても勉強になりましたし、参考になりました。そして、気持ちの面では勇気、励まし、覚悟たくさんのことを教えていただきました。記憶が薄れるなか、医療面では素人ですし治療法も日進月歩ですのであまり参考にはならないかもしれませんが、同じ病気で苦しむわんちゃんの飼い主さんの目にとまればと思います。
2015年秋
2002年生まれのノーフォークテリア、去勢済み♂13才。11才2か月で僧帽弁不全症と診断され、心臓病の薬を服用し始める。犬種、血統的に心臓病が多いため、気にかけており薬の服用も早かったため、その後は比較的進行を抑えられ元気に過ごす。健康診断の結果、7才ごろから肝臓の数値がやや高く出ることはあったが、犬種的傾向、そして皮膚や目の疾患で時々ステロイドを使用することの影響も考慮され、特に問題とされることはありませんでした。そんななか、2015年秋ごろから時々ドッグフードの食いつきが悪くなりました。もともと、食事はドライフードに茹でた野菜をトッピングするスタイルでした。野菜無しでも食べますが、たいへん太りやすく食欲旺盛でしたので嵩増しのための野菜です。体重は、成犬時5,5キロ前後。(テリア種なので筋肉質です。)シニアになり筋力が少し落ち、5キロ程度でした。ドッグフードの食いつきが悪くなり、ドッグフードの種類を変えてみると少し食いつきが改善。しかし、またすぐに食いつきが落ちるような状態でした。ただ、このころは茹でた野菜、お肉、お魚などは喜んで食べていたので、年齢によるものだと思っていました。(ノーフォークの平均寿命は13才程度です)心臓病の薬をもらいがてら毎月、獣医さんでは診察も受けており、また年に1度は健康診断もしていたため、病気とは思わず油断していました。今思えばこのころから彼の体は病に侵されていたのだと思います。このころ、ドッグフードの食いつき以外での症状は特に見当たりませんでした。元気で、毛並み、排泄など気になる点はありませんでした。
2015年12月~2016年1月
クリスマス、お正月ごろから一気に食欲が落ちる。ドッグフードどころか、好物のはずの牛肉を焼いたもの。生肉。お魚刺身や焼き魚。いろいろ試すもタンパク質類はあまり受け付けない様子。あっさりした茹でささみは少し食べる。もともと好物でもあった茹で野菜は食べてくれる。圧倒的に栄養が足りないと心配になる。獣医さんで診てもらうと肝臓の数値が高い。ALKPが高すぎて針を振り切る。体重が減り始める。5キロあった体重が4キロ前半まで落ちる。ただ、非常に元気。おもちゃで遊んだり通常通り過ごせている。1週間後にもう一度検査の予定。
愛犬の場合、とにかくこってりしたものが食べられなくなり栄養をとることが大変になりました。食欲がないので、食事制限はでておらず食べられるものを食べて良かったのですが本当に大変でした。食べられず日々痩せていくので心配にもなりました。
下記に、食欲不振の愛犬が試した食べ物を列挙します。(ネットやお友達わんちゃんの情報で食欲不振の子が食べたものなどを試しました。)食欲不振のわんこの場合、同じ食べ物でも調理法を変えたり、少し温めたり、切り方を変えたりで食べてくれることもあるかと思います。
肉魚→好きだったが臭いも嫌がるように。ただ、最後まで食べてくれたのはウナギの白焼きです。
野菜→もともと好きなので茹でたアスパラ、ブロッコリー、スナップエンドウは割と食べました。好きだったかぼちゃ、サツマイモは食べられなくなりました。
パン→好物だったが食べられず。
うどん、パスタ→食欲不振初期の頃は比較的よく食べてくれました。ごはんはもともと食べない子でしたのであげていません。
ヨーグルト→好きだったのに受け付けなくなる。
プリン→食べさせたことはなかったがカロリーがとれると思いあげるも食べず。
ポカリスエット→少し飲むがあまり喜ばない。
ヤクルト→飲んでくれる。我が家はヤクルトに本当に助けられました。カロリーが高いので効率的です。
人間用レトルト離乳食→玉ねぎの入っていないものを選びいろいろ買うがあまり食べなかった。
人間用レトルト介護食→玉ねぎの入っていないものを選びいろいろ買うがあまり食べなかった。
人間用カロリー補給飲料→いろいろ試したが受け付けず。
わんこ用カロリー補給飲料→カロリーエースやわんわんゴールド、受け付けず。
デビフ→犬用缶詰がもともとあまり好きではないのだが、少し食べてくれた。
バニラアイス→溶かしてなめさせると食べてくれる。
生クリーム→少しなめてくれる。
犬用ヤギミルク→受け付けず
犬用パピー用ミルク→受け付けず
ナチュラルハーベストのレバエイド→犬用粉末食。これはとても気に入ってくれ、症状が進んでからも気分がいいと少し食べられました。
犬用おやつ→クッキー類は受け付けず。魚の干したものは肉魚が食べられなくなっても割と食べることができました。また、鶏むね肉の干したものも比較的食べてくれました。
だし巻き卵(人間用)→体調が良いと症状が進んでからも食べてくれました。
焼きアナゴ、焼き塩サバ、とんかつ、フライドポテト(すべて人間用)→味の濃い物ばかりですね。いよいよ食欲がなくなりあげてみました。玉ねぎとかの食べてはいけないもの以外何でも試して食べたものです。とにかく餓死させたくない一心でした。いずれも少しずつですが食べてくれました。
カステラ、バームクーヘンなど甘いお菓子→ほとんど食べませんでした。
食欲不振初期の頃、犬用手作りごはん(おじや状のもの)をあげましたが全く食べませんでした。愛犬の場合、混ぜられるのが嫌だったようで、それぞれの食材を別で茹でて全部別々のお皿に入れると気の向くものは食べてくれました。ただ、症状が進むとこういった食事らしいものは全く受け付けなくなりました。
元気な頃の愛犬、11才。

長くなりましたので、次回(4/9の予定です)に続きます。

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愛犬が調子を崩し、獣医さんでお世話になると同時に、この先どうなるのか。いつまで生きられるのか。どんな治療法があるのか。最期はどんな形で迎えるのか。お金はいくらかかるのか。経験者の方のお声が聞きたく、たくさんのブログを検索しました。獣医さんとはまた違った形で、飼い主さんが愛犬の死と向き合う姿はとても勉強になりましたし、参考になりました。そして、気持ちの面では勇気、励まし、覚悟たくさんのことを教えていただきました。記憶が薄れるなか、医療面では素人ですし治療法も日進月歩ですのであまり参考にはならないかもしれませんが、同じ病気で苦しむわんちゃんの飼い主さんの目にとまればと思います。
2015年秋
2002年生まれのノーフォークテリア、去勢済み♂13才。11才2か月で僧帽弁不全症と診断され、心臓病の薬を服用し始める。犬種、血統的に心臓病が多いため、気にかけており薬の服用も早かったため、その後は比較的進行を抑えられ元気に過ごす。健康診断の結果、7才ごろから肝臓の数値がやや高く出ることはあったが、犬種的傾向、そして皮膚や目の疾患で時々ステロイドを使用することの影響も考慮され、特に問題とされることはありませんでした。そんななか、2015年秋ごろから時々ドッグフードの食いつきが悪くなりました。もともと、食事はドライフードに茹でた野菜をトッピングするスタイルでした。野菜無しでも食べますが、たいへん太りやすく食欲旺盛でしたので嵩増しのための野菜です。体重は、成犬時5,5キロ前後。(テリア種なので筋肉質です。)シニアになり筋力が少し落ち、5キロ程度でした。ドッグフードの食いつきが悪くなり、ドッグフードの種類を変えてみると少し食いつきが改善。しかし、またすぐに食いつきが落ちるような状態でした。ただ、このころは茹でた野菜、お肉、お魚などは喜んで食べていたので、年齢によるものだと思っていました。(ノーフォークの平均寿命は13才程度です)心臓病の薬をもらいがてら毎月、獣医さんでは診察も受けており、また年に1度は健康診断もしていたため、病気とは思わず油断していました。今思えばこのころから彼の体は病に侵されていたのだと思います。このころ、ドッグフードの食いつき以外での症状は特に見当たりませんでした。元気で、毛並み、排泄など気になる点はありませんでした。
2015年12月~2016年1月
クリスマス、お正月ごろから一気に食欲が落ちる。ドッグフードどころか、好物のはずの牛肉を焼いたもの。生肉。お魚刺身や焼き魚。いろいろ試すもタンパク質類はあまり受け付けない様子。あっさりした茹でささみは少し食べる。もともと好物でもあった茹で野菜は食べてくれる。圧倒的に栄養が足りないと心配になる。獣医さんで診てもらうと肝臓の数値が高い。ALKPが高すぎて針を振り切る。体重が減り始める。5キロあった体重が4キロ前半まで落ちる。ただ、非常に元気。おもちゃで遊んだり通常通り過ごせている。1週間後にもう一度検査の予定。
愛犬の場合、とにかくこってりしたものが食べられなくなり栄養をとることが大変になりました。食欲がないので、食事制限はでておらず食べられるものを食べて良かったのですが本当に大変でした。食べられず日々痩せていくので心配にもなりました。
下記に、食欲不振の愛犬が試した食べ物を列挙します。(ネットやお友達わんちゃんの情報で食欲不振の子が食べたものなどを試しました。)食欲不振のわんこの場合、同じ食べ物でも調理法を変えたり、少し温めたり、切り方を変えたりで食べてくれることもあるかと思います。
肉魚→好きだったが臭いも嫌がるように。ただ、最後まで食べてくれたのはウナギの白焼きです。
野菜→もともと好きなので茹でたアスパラ、ブロッコリー、スナップエンドウは割と食べました。好きだったかぼちゃ、サツマイモは食べられなくなりました。
パン→好物だったが食べられず。
うどん、パスタ→食欲不振初期の頃は比較的よく食べてくれました。ごはんはもともと食べない子でしたのであげていません。
ヨーグルト→好きだったのに受け付けなくなる。
プリン→食べさせたことはなかったがカロリーがとれると思いあげるも食べず。
ポカリスエット→少し飲むがあまり喜ばない。
ヤクルト→飲んでくれる。我が家はヤクルトに本当に助けられました。カロリーが高いので効率的です。
人間用レトルト離乳食→玉ねぎの入っていないものを選びいろいろ買うがあまり食べなかった。
人間用レトルト介護食→玉ねぎの入っていないものを選びいろいろ買うがあまり食べなかった。
人間用カロリー補給飲料→いろいろ試したが受け付けず。
わんこ用カロリー補給飲料→カロリーエースやわんわんゴールド、受け付けず。
デビフ→犬用缶詰がもともとあまり好きではないのだが、少し食べてくれた。
バニラアイス→溶かしてなめさせると食べてくれる。
生クリーム→少しなめてくれる。
犬用ヤギミルク→受け付けず
犬用パピー用ミルク→受け付けず
ナチュラルハーベストのレバエイド→犬用粉末食。これはとても気に入ってくれ、症状が進んでからも気分がいいと少し食べられました。
犬用おやつ→クッキー類は受け付けず。魚の干したものは肉魚が食べられなくなっても割と食べることができました。また、鶏むね肉の干したものも比較的食べてくれました。
だし巻き卵(人間用)→体調が良いと症状が進んでからも食べてくれました。
焼きアナゴ、焼き塩サバ、とんかつ、フライドポテト(すべて人間用)→味の濃い物ばかりですね。いよいよ食欲がなくなりあげてみました。玉ねぎとかの食べてはいけないもの以外何でも試して食べたものです。とにかく餓死させたくない一心でした。いずれも少しずつですが食べてくれました。
カステラ、バームクーヘンなど甘いお菓子→ほとんど食べませんでした。
食欲不振初期の頃、犬用手作りごはん(おじや状のもの)をあげましたが全く食べませんでした。愛犬の場合、混ぜられるのが嫌だったようで、それぞれの食材を別で茹でて全部別々のお皿に入れると気の向くものは食べてくれました。ただ、症状が進むとこういった食事らしいものは全く受け付けなくなりました。
元気な頃の愛犬、11才。

長くなりましたので、次回(4/9の予定です)に続きます。

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