先日拝見した素敵ブロガーさんの記事で、バナナのパウンドケーキがとっても美味しそうだったので、私も食べたくなり作ってみました。といっても、バナナのパウンドケーキ。お気に入りのお菓子の本があり、それにレシピが出ているので、今日はその本のレシピです。

このパウンドケーキ、生地がしっとりでとても美味しいのです。こんなに本格的なお味のパウンドケーキが簡単にできるなんて、お菓子は材料の配合とレシピが大事なんですねえ。
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英国菓子研究家、砂古玉緒さんのレシピです。
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こちらの本、紅茶好き、イギリス菓子好きにはとっても楽しい本です。砂古玉緒さんがイギリスに住んでいらしたときのご経験などから、イギリスのティー文化、お菓子文化に関するエピソードもたくさんで、単なるレシピ本という枠を超え、読み物としても楽しめます。私もこの本に掲載されているいくつかのお菓子は作ったことがあるのですが、研究熱心な方なのでしょうね。どれもとっても美味しいのです。

なかでも、スコーンとこちらのバナナブレッドは、材料も普段自宅にあるようなものだけででき簡単なので、何度もリピートしています。イギリス菓子というと馴染みがない方もいらっしゃるかと思いますが、フランス菓子とかよりはぐっと素朴なものが多いように感じます。その分、材料だったり、型だったりが自宅であるもので気軽にできます。気負いなく普段の生活のなかで作ることができる点が魅力かなと思います。

比較的、手に入りやすい材料でできるものも多いので、お金をかけずにお菓子作りを楽しみたい。お菓子の道具をあまり増やしたくない。という方にはオススメかと思います。何より、とにかく紅茶に合うお菓子ばかりなので、下品な表現になりますが、紅茶をがぶがぶ飲みたくなるお菓子ばかりで、紅茶好きの方にも気に入っていただけるかと思います。

焼き上がりはこんな感じ。(いまいちですみません。)写真中央下の流れ出ているのはイチゴジャムです。レシピにはないのですが、先日作ったイチゴジャムのいちご部分を入れたら美味しいかなと思い勝手にアレンジ。美味しかったけど、ちょっと流れ出てしまいましたね。
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こちらのレシピでは、お砂糖は三温糖を使うことになっているのですが、こういうところも素朴で普段のお菓子向きかなと思います。我が家は、お料理に白砂糖は基本使わず、てんさい糖を使っているのでこのパウンドケーキもてんさい糖で作りましたが問題なくおいしくできました。

てんさい糖、北海道でとれるビートからできたお砂糖です。白砂糖より健康的かなと思い我が家ではずっと使っていますが、優しい甘さで美味しいです。出来上がりはちょっと茶色くなります。てんさい糖の栄養などくわしい情報はこちら。大きなスーパーでは普通に売っています。
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製菓材料店では細かい粒のてんさい糖も売っていますが、写真のものは粒が荒いです。ただ、私はこちらの方が手に入りやすいのでお菓子もこちらで作っています。お砂糖の粒を細かくする場合は、ミルミキサーのようなものでさらさらにすると良いです。ただ、今回は面倒でそのまま使いました。繊細なタイプのお菓子の場合は、仕上がりが変わるので、ひと手間加えてさらさらの粒で作られた方が良いと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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