昨年9月、14才の愛犬を亡くした我が家。客観的に見れば天寿を全うしたことになるのですが、それでも飼い主としてはやっぱりとても寂しいです。普段は、普通に暮らせてはいるのですが、愛犬への思いという意味では、まだペットロスの状態から抜け出せていません。そんなとき、図書館でこんな本を見つけました。

穴澤賢さんの書かれた「また、犬と暮らして。」です。
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著者の穴澤さん、富士丸くんという先代のわんこと突然の別れを経験された方。ひどいペットロスの状態だったそうです。その後、大吉くん、福助くんという2頭のわんこを迎えられるのですが、この本は、大福コンビを迎えてからの生活が綴られています。日々のわんことの暮らしから、わんこへの思いまでが丁寧に描かれていました。

簡単にいうと、ペットロスを経験された穴澤さんのその後のお話です。私は、この本を読んで、非常に共感する部分がありました。また、次の子を迎えて、前の子への思いや気持ちを素直に丁寧に表現されていたので、とても参考になりました。

穴澤さんの本では、ペットロスに対して、こうした方がいい。とか、こうすれば。というアドバイスは一切ありません。ご自分が経験されたこと。その時の気持ち。また、周囲の人のペットロスのことなどが、率直に語られています。穴澤さんご自身が、本の中で、「アドバイスはない。ごめんなさい。」的なことをおっしゃる部分もあるくらいです。

したがって、どうした方が良い。いうような指南本を求めている方向きではなく、著者がどういう精神状態で、どんな風に新しいわんことの生活を受け入れていくことができたのかを知りたい人向けなのです。ペットを亡くした状況はそれぞれ違いますので、押しつけがましくないこの本は、ペットロス真っ只中の人であっても、すっと心に寄り添ってくれるような本だな。という印象を持ちました。

私は、次の子を迎えたとき、どんな感じなんだろう。と思うことがあるので、この本で、「富士丸君が亡くなり、ぽっかりあいた穴に大吉君がすっぽりはまるのではなく、大吉君という新たなふくらみができる感じ。」という穴澤さんの言葉が特に印象に残っています。表現がとても分かりやすかったのと、また犬と暮らしたい。けれど、まだ前の子への思いを引きずっている私にとっては、前の子の思い出はそのままで、新しい子との新たな思い出ができると解釈でき、安心できる言葉でもあったからです。

穴澤さんは、本の中で、愛犬との別れを経験した方、犬を飼おうと思っている方に読んで欲しいとおっしゃっています。犬との暮らし、犬への思いが分かる1冊なので、犬との暮らしってどんなかな?という気持ちの方にもしっくりくる本かなと思います。犬との別れのつらいシーンは嫌ですよ。という方もこちらはそのようなシーンはないので安心して読めます。この本で、著者の穴澤さんが以前に書かれた本「またね、富士丸。」も読んでみたいと思ったのですが、こちらは、富士丸君との別れが詳細に書かれているそうなので、私の場合はもう少し時間が経ってから読みたいと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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