2017年06月

本末転倒、だけどふるさと納税返礼品にがっかりする

先日、ふるさと納税の返礼品が届きました。私の大好きな「河内晩柑」です。ところが、いくつか剝いてみたところ、パサパサ率高し・・・。すごく楽しみにしていただけに、パサパサの河内晩柑をみてがっかりしました。

そもそも本来は、「その地域を応援する」気持ちで納税するのがふるさと納税であることは理解しているのです。けれど、口がいやしい私。つい、返礼品の誘惑で美味しそうなものを選びがちなのです。本末転倒、不純な動機でふるさと納税をしたからこんなにがっかりするんでしょうね。自業自得ですかね。この地域を応援したんだからいいじゃないか。という心の余裕を持ちたいものです。

私は、別にグルメとかではないのですが、以前愛媛に暮らしたこともあり、柑橘にはちょっとこだわりがあるのです。(ただし、今回の河内晩柑は愛媛産ではありません。別の県のふるさと納税品でした。誤解が生じるといけませんので補足させてください。)

愛媛県は、本当にいろんな柑橘類を作っていて、季節ごとにさまざまな種類が食べられる柑橘王国なのですが、そこで知ったのが「河内晩柑」なのです。いろんな呼び方があって、「美生柑」とか、愛媛では産地からブランド化させた「愛南ゴールド」「宇和ゴールド」などと呼ばれています。「和製グレープフルーツ」と称されることもある、春の終わりから初夏にかけてでてくる、さっぱりした甘みと爽やかな香りが非常に美味しい柑橘なのです。もちろん、愛媛だけで作っているわけではなくて、特に西日本ではいろいろなところで作られているようです。

愛媛で、河内晩柑を食べてからすっかりこの魅力にはまった私。愛媛を離れてからも毎年、この時期は河内晩柑を楽しみにしているのです。今回、河内晩柑をふるさと納税で頼んでいたので、スーパーで河内晩柑を見かけても我慢してきた私、それだけに美味しい河内晩柑が食べられずがっかりです。しつこいですね。すみません。

まあ、冷静に考えてみれば、工業製品と違い、農産物は生産、管理とも大変難しいもの。最近は気候も異常なのですし、農家さんのご苦労を考えると、こういう時代においても一生懸命農産物を作ってくださる生産者さんに感謝しなければいけないですね。今年は当たり年ではなかったのかもですが、瑞々しい河内晩柑、来年に期待します!

河内晩柑はこんな感じの黄色い皮です。今回は、ちょっとはずれが多かったですが、河内晩柑自体は、暑くなるこの時期にぴったりの美味しい柑橘なんですよ。私は大好物で、毎年楽しみな果物の一つなんです。ただ、柑橘はあたりはずれがあるので、外れだった場合、ジュースやゼリーにしても美味しいです。河内晩柑は、香りも非常に良いので、加工品にするのもオススメです。
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京都市の事前指示書『延命治療の希望の有無』前向きな取り組みだと思います。

京都市が4月から配布を始めた「事前指示書」が問題になっているようですね。この事前指示書、簡単に言うと、延命希望の有無の用紙を京都市が作成し、市役所などで配布。希望者が記入できる用紙のようです。京都新聞のホームページにも記事があります。この用紙を、行政主導で配布したということに対して、弱者切り捨てとか、延命治療をしている人への差別などという批判的意見も出ているそう。

私は、近畿在住ではないので、このニュースを知ったのは6月に入ってから。テレビの報道で知りました。なるほど、こういう批判が寄せられるから、この問題は日本では本当にタブーな話題。ちっとも前に進めない話題なんだなあ。とあらためて思いました。そんな中、京都市の取り組みは、一歩前進、前向きな取り組みとして、批判ではなくむしろ評価されてもいいのでは。と私は思うのですが。医療関係者でもなく、専門知識を持たない一般市民としての個人の考えですが。

「延命」に関する問題。非常に難しいのだろうと思います。西洋に比べても日本は特に死に対してのタブーが強いように思いますし。けれど、高齢化が進み、高度医療が可能になった現在、いい加減、目を背けてはいけない問題ではないかな。と思うのです。

人間らしく生きる権利の一方が、できうる限り長生きすることなのであれば、人間としての尊厳を最期まで保ちたいというのもまた権利なのではないかと思います。ここで、批判となるのが「じゃあ、胃ろうとかチューブとかでつながれている人は、人間らしくない。無駄に生きてるというのか!」というところかと思うのですが、そうではないと思うのです。

これが難しいところで、個人の価値観、年齢や置かれた状況などの違いによって、決まった答えなんてないのでしょうし、いろんな回答があってしかるべきであり、それが尊重される社会。自分と違う意見の人も認められ、理解できる社会こそが差別なき自由な状態だといえるのでしょう。その意味で、京都市の取り組みは、内容にまだ未熟な点があるのかもしれませんし、もっと言えば、受け止める私たちの意識にも未熟な点があろうかとは思いますが、取り組みながら成熟させていかなければいけない問題ではないかと思うのです。

誰にも必ず訪れる「死」であるからこそ、「延命すべき」「延命しないべき」という極論ではなく、「必ず迎える死までの生き方」という視点で多くの人が考え、議論を成熟させていく問題かと思うのです。その意味において、京都市はたくさんの批判も受けているようですが、ここはぜひ頑張っていただき、京都から日本をひっぱっていただきたいです。

※これは、あくまで私個人の考えです。いろいろなお考え、御批判等もあろうかと思いますが、一個人の意見としてこんな人もいるのね。とお読みいただけましたら幸いです。

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先週の夕ごはん【玄米の効果?嬉しい変化感じています!】

玄米ご飯に変えてから3週目。この頃は、夕ごはんだけでなく、お昼ごはんも玄米ご飯を1日おきくらいで食べています。先週、お肌の調子がいいな。と感じたものの、玄米かどうかは??でしたが、やっぱり玄米効果かな。と思ってきました。なぜなら、夫の肌もつやっとしてるから・・・。(夫は玄米、夕ごはんだけですが)私の場合、普段乾燥気味の肌なのですが、肌の中から以前より保湿されてる感じがするのです。お肌そのものも調子よく、お化粧ののりがとても良いです。健康のために始めた玄米ですが、嬉しい副産物に得した気分です。

月曜日の夕ごはん
〇玄米ご飯〇ジャガイモ、玉ねぎ、わかめのお味噌汁〇メバルの煮つけ〇ピーマンのお浸し〇ラディッシュの浅漬け〇納豆〇サンフルーツ
ピーマンのお浸し、この前、パプリカとピーマンで作った時、とても気に入ったので、今週はお安かったピーマンで再び作りました。やっぱり美味しいです。
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デザートはアイスクリームでした。アイスは普通のバニラで写真に撮るようなこともないのですが、パイナップルミントとラズベリーはベランダ菜園の収穫物。嬉しくて写真に収めました。
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火曜日の夕ごはん
〇玄米ご飯〇玉ねぎ、にんじん、油揚げのお味噌汁〇チキンのトマト煮込み〇もやしの胡麻ポン酢〇ピーマンのお浸し〇サンフルーツ(手前にちょっとだけ見えているのは家でとれたラズベリーです。)
チキンのトマト煮込みは、玉ねぎ、人参、ナス、ピーマン、しいたけなど具沢山。野菜がたくさん手軽にとれるので、煮込み料理はいいですね。
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水曜日の夕ごはん
〇豚丼〇なすと人参のお味噌汁〇冷ややっこ〇もずく〇トマトとグリンピースのサラダ〇サンフルーツ
豚丼に玄米ご飯、すごく合います!豚肉のコクと玄米の香ばしさがうまい具合にマリアージュしてました。白米より合うかも・・・
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木曜日の夕ごはん
〇玄米ご飯〇大根、玉ねぎ、しいたけのお味噌汁〇ズッキーニの肉巻き〇納豆〇ピーマンのお浸し〇もやしの胡麻ポン酢〇サンフルーツ
ズッキーニの肉巻き、いつもは甘辛い醤油味にするのですが、この日は赤ワイン、ケチャップ、中濃ソースで味付けて、上にちょこっと見えている白いのはカマンベールチーズです。ハンバーグのソースの味付けです。ズッキーニには、醤油味より合うかも。美味しかったです。ご飯が進みました。
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金曜日は、夫が夕食なしだったため、適当すぎて写真無し。

我が家の夕食。どうしても土日が外食したり、暴飲暴食になりがちなので、月曜日は割とお魚の献立にすることが多いです。気休めだけど、体調を整える意味で・・・。玄米ご飯にもすっかり慣れて我が家の場合、白米じゃなくてもいいかなあ。と思うくらいになじんできました。今、家にある白米どうしよう・・・。もったいないので食べますが、玄米の方が体調良く感じるのでおうちごはんは今は玄米を食べたい気分です。まあ、白米も美味しいので、ぼちぼち食べようと思います。

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隣町の農園レストランで野菜たっぷりランチ

隣町のちょっと気になる農園レストランに行ってきました。隣街も農業が盛んなのですが、いわゆる普通の農家さんではなく、水耕栽培の工場をやっている会社が興したレストラン。私の想像していた農園レストラン(人生の楽園にでてくる感じをイメージしてた)とはちょっと雰囲気が違いましたが、女性好みの素敵なお店で、とても賑わっていました。

私は、パスタランチをいただきました。まず、グリーンサラダ。水耕栽培の会社だけあって、自社製品?のお野菜たちがたくさん!写真では見にくいですが、丸いお皿から大きなお皿にお野菜がこぼれ出ている感じの盛り付けなのです。実物はもっとかわいらしく目を引きました。お野菜とっても新鮮でした。
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続いてスープ。さつまいものスープです。さつまいもは地元の特産物なので地産地消ですね。
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野菜のペペロンチーノ。ベーコンも入らず野菜だけなのにちゃんとコクがあって美味しかったです。女性向けなのかちょっと量が少なめなのが残念。全部、地元ではよく見る野菜たち。特に人参、れんこんは生産量も多いので、パスタの中でもハバきかせてました(笑)
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夫が注文した海老のフリットと野菜のカレー。こちら、横に添えてある大根とかレンコンのピクルスが美味しかったです。これも量が少ないかな。
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デザートは抹茶のムース。コーヒーか紅茶をつけてカレー、パスタ、いずれのコースともお値段税抜き1500円。私の住む地方だと、高くもないけど安くもないかな。という印象でした。お野菜たっぷりでヘルシーなのに美味しいという点で、女性同士のランチにはいいかな。
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いろんなタイプの農園レストランがあるんですね。こういうお店も素敵だけど、農家のお母さんが作る野菜料理のお店も好きなんです。もともと野菜は好きでも嫌いでもない程度の位置づけでしたが、地方に暮らして新鮮な野菜のおいしさを知りました。新鮮=ごちそうなんですね~

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東野圭吾を読み返す【白馬山荘殺人事件】【学生街の殺人】

図書館を利用して、東野圭吾さんの本を初期のころから順に読み返しています。だいぶ前に読んだものが多く、ミステリーですが、内容をすっかり忘れているので新鮮な気持ちで読んでいます。読んでいるうちにちょっと思い出したり、1回目に読んだときは全く気づくことのできなかったディテールが目に留まることがあるのは、読み返しならではの楽しみです。

【白馬山荘殺人事件】
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マザーグースの詩を用い、謎解きしていくクラシカルな趣のあるミステリーです。マザーグースに造詣が深ければきっともっと興味深く読むことができたのでしょうが、恥ずかしながらマザーグースは「イギリスの子供向けの詩」ぐらいの認識しかない私。マザーグースの詩についてあれこれ解説が出てくると若干退屈しました。(小説が退屈なのではなく、私の知識が足りないため退屈だったと思われます。)しかし、ささいな出来事や会話の隅々まで綿密に練られて伏線として用いられ最後にきれいにつながるあたりはさすが東野圭吾さんだなあと思いました。人物描写の際、会話のちょっとした言葉遣いにまで配慮されていて、それがより人物を際立たせているなあと特に感じました。

【学生街の殺人】
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大学の正門の付けかえによってさびれてしまった旧学生街を舞台にした作品。「放課後」「卒業」「白馬山荘殺人事件」には出てきた図表が1つも使用されていない作品でした。さびれた学生街と、そこに生活する人の悲哀が小説の中にうまく熟成されてでてきている感じで、何とも雰囲気のある空気を感じながら読み進めることができました。ミステリーなのですが、人間の持っている心の強さとか弱さとかを考えさせられた小説でした。お話の中で、「卒業」ででてきた喫茶店の名前が出てくるのですが、これは東野さんの遊び心なのかな?まあ、殺人事件の解決には何の関係もないようでしたが・・・。

私のよく行く喫茶店(カフェ)。紅茶付きで815円。紅茶は種類も選べて、違う種類の茶葉にかえておかわり出来るという良心的なお店。のんびり読書できるお店です。
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プロフィール

tutu_urara

夫の転勤に伴い、日本各地を数年ごとに転居する40代主婦です。各地での暮らし、住まい、お料理、愛犬との思い出などゆるりと綴ります。

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